
ビギナーも使いこなせる直観的3D CAD?!【目的・種類・正しい選び方/使い方】
ビギナーも使いこなせる直観的3D CAD?!【目的・種類・正しい選び方/使い方】
「3DCAD」って難しそうなイメージがありませんか?
2DCADが使える方でも、3Dになったら途端に使うメモリも増え、多くの拘束条件を定義し、ライセンス費用も跳ね上がり…となかなか3Dに踏み込む気になりませんね。
3Dで自由に表現できたら、仕事もスムーズに進むんだろうな~と思っても、工数的にも、費用的にも、二の足を踏んでしまう状況が続いているのではないでしょうか?
なぜそのような状況になっているのか、以下のパートで、3DCADの現状をご説明し、自分にピッタリのCADが見つかるように、用途の種類、目的から、正しい選び方まで、ご案内したいと思います。
目次[非表示]
- 0.1.実はこんなにある、産業向け3D CADソフトの用途
- 0.2.価格別3D CADソフトの分類
- 0.3.ビギナーでもすぐに始められる3D CADがあるのです
- 0.3.1.IRONCADの7つの強み
- 0.3.1.1. 1.フィーチャーベースのダイレクトモデリング
- 0.3.1.2. 2.アセンブリ作業に拘束は不要
- 0.3.1.3. 3.トップダウン設計が簡単
- 0.3.1.4. 4.大規模アセンブリも軽快
- 0.3.1.5. 5.データ互換性が高い
- 0.3.1.6. 6.中間ファイルも編集可能
- 0.3.1.7. 7.DWG互換 2D CAD搭載
- 0.4.百聞は一見に如かず!とにかく実際に触ってみよう!
実はこんなにある、産業向け3D CADソフトの用途
CADの用途は、産業分野だけでも意外に細かく分かれており、普段目に触れるのは多いのは製品設計用途のものが多いようです。表を見て頂くとわかりますが、左側には、CATIA、SolidWorks、INVENTOR、SolidEdge、OneSpaceDesigner等、よく見かける名前が並んでいますよね。このように、製品設計の分野にはポピュラーなソフトが多く、3D化も進んでいるということがわかります。
それに対して、今回ご紹介する3D CADは、主にFA分野の「設備設計」をターゲットにしています。あまりなじみがないかもしれませんが、実際のところ、製品設計を目的にしたCADに比べて格段に使いやすく、工数を削減できるのです。
通常の「部品の積み上げ設計」から、設備設計に適した「トップダウン設計」のコンセプトにこだわるからこそ、ビギナーでも取り組みやすいソフトになっているのです。
FA設計に目を向けてみましょう。なんと日本にFA設計者は、およそ2万人いるといわれています。そして、いまだに2D設計がメインになっているというのです。なぜなら、製品設計用のメジャーなCADは設備設計に向いておらず、導入しようとトライしても2Dから3Dへの移行が失敗するケースが非常に多いのです。これまで日本では、FA設備設計に向く3DCADが登場していなかったという事ですね。
価格別3D CADソフトの分類
業務に使う3D CADの分類として、ハイエンド、ミッドレンジ、ローエンドがあります。
ハイエンドは航空、宇宙、車載関係、半導体の一部等、とにかく精密性が極限まで問われる分野に使われます。価格は150万円から、なんと1000万円くらいまで!例としてCATIA、Pro/E(Creo)、NX(UG, I-DEAS)等ソフトとの互換性が少ないものが多いようです。
それに対して、ミッドレンジは、製品設計などに多く使われるもので、良く名前を耳にすることも多いかと思います。SolidWorks、INVENTOR、SolidEdge、OneSpaceDesigner(Creo)、TopSolid、ICAD/SX等、で、今回ご紹介するIRONCADもこのレンジに入ります。価格は約40万~150万円です。
ローエンドは業務用で使われることは少ないようですが、AlibleDesigh等、30万円以下の価格となっております。
とはいえ、ローエンドだって結構な投資になりますよね。導入後の効果をしっかり示せない事には予算は通りませんが、導入してすぐに活用しようとしても、色々と覚えなければならないことがたくさんで、講習会に行かないと使えないというジレンマ…
ビギナーでもすぐに始められる3D CADがあるのです
そんなあなたに朗報です!
今回ご紹介する IRONCAD(アイアンキャド)は、機械装置、自動機、冶具、生産技術の設計をターゲットにした、米IronCAD社の3DCADソフトです。
以下、IRONCADの7つの強みを、簡潔にご紹介したいと思います。
IRONCADの7つの強み
1.フィーチャーベースのダイレクトモデリング
2.アセンブリ作業に拘束は不要
3.トップダウン設計が簡単
4.大規模アセンブリも軽快
5.データ互換性が高い
6.中間ファイルも編集可能
7.DWG互換 2D CAD搭載
1.フィーチャーベースのダイレクトモデリング
フィーチャーベースとは、「フィーチャー」=単位形状を積み重ねてモデリングするという事で、要するに積み木をドラッグアンドドロップで積んでいったら形状ができちゃうという事です。ボヤっとした構想から、感覚的にモデルを作って行くのにも適していますね。
2.アセンブリ作業に拘束は不要
トライボールというツールで図形を配置後、ボタン一つでアセンブリグループ化が可能。拘束は必要なところにだけ付けられ、拘束エラーとも無縁です。
3.トップダウン設計が簡単
なんと、パーツとアセンブリで拡張子の区別がないため、一つのファイルでアセンブリ構想が可能!
4.大規模アセンブリも軽快
数十万点以上の大規模データでもサクサク動く!
5.データ互換性が高い
業界で唯一、ACISとParasolid2つのカーネルを搭載し、切替/混在でデータ変換エラーを軽減。
6.中間ファイルも編集可能
ヒストリ/ノンヒストリ両モデルに対応し、他社CADデータ等、履歴のないデータも編集可能!
7.DWG互換
3D⇔2Dの自動連携で、投影図の作成も楽々。単独の2DCADとしても使用でき、既存のDWG試資産も活用できます!
百聞は一見に如かず!とにかく実際に触ってみよう!
IRONCAD日本総代理店のクリエイティブマシンさんでは、定期的に、東京、大阪、名古屋、広島、福岡で体験セミナーを開催しています。この体験セミナーを受講するだけで、IRONCADの素晴らしさ、便利さを十分実感することができると思いますので超お薦めです!
また、数人の受講生が集まる場合には、個別に勉強会を計画してもらう事も可能ですので、気になりましたら、是非お気軽にお声がけください。